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日めくり(16) 
         今年はすでに三分の一が終わってしました。   

   「これから梅雨にはいって鬱陶しいなあと思っているうちに暑くなって、やっと涼しいの風が吹いてきたと喜んでいるとすぐ寒くなって、そして大晦日になってしまうのよね」 

   遊びにきた友達にそうつぶやいたら、彼女も、 

   「本当に一年ってすぐね」 

   といいだし、あれこれ話しているうちに翌日にも大晦日がやってくるような気がして、二人して暗くなってしまった。 

   まだ私が十代のころ、母親は、 

   「歳をとると一年があっという間に過ぎていくよ」 

   とよくいったものだった。しかし私はとりあえず相槌をうちながらも、内心、 

   「そんなことがあるわけない」 

   と小ばかにしていたのだ。ところがいざ自分が二十代、三十代になってみたら、その一年がたつのが早いこと早いこと。 

本当に、 

   「あっ」 

   という間である。子供の時は一日がものすごく長くて、次は何をしようかと迷っていたくらいなのに、大人になったら何もしないうちに一日が終わってしまうことが多くなった。 

   だから紙一枚に一年分が印刷してあるカレンダーを眺めていると、 

   「一年って、たったこれだけ?」 

   と悲しくなってくる。 かつては自分の部屋に一枚だけのカレンダーを貼っていたこともあったが、ここ二、三年のお気に入りは日めくりである。毎日ビリビリト紙を剥がしていっても、五月だとまだたくさん紙が残っている。少なくとも十二月になるまでは、

   「残りがこれしかない」

   という恐怖からは解放される。別に一年分が一枚になっていようが、三百六十五枚になっていようが一年は一年である。しかし、まだ大晦日まだたっぷりあると錯覚させてくれるのが、日めくりのうれしいところだ。

   「明日はできることを今日やるな」という私は、ますます日めくりを愛用することになるに違いない。

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