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下戸(14)

私は下戸である。自分では飲めるようになりたいと思っているのだが、気持ちとは裏腹に体がうけつけてくれないのだ。二十歳になってすぐ、友達の家に泊まりにいったことがあった。総勢五人のうち、私以外はみんな酒飲みで、泊まりにいった先の両親が旅行中なのをいいことに、晩御飯が済むとすぐ酒宴になってしまった。私は酒を飲んだのはこのときが初めてだったが、他の四人はずっと前から飲んでいたようだった。 

   ワイン、ビール、ウイスキー、ブランデイ、日本酒の瓶がずらっと並び、呆気にとられているうちに、みんなはだんだん出来上がっていった。突然、わーっと泣き伏す者、あれこれと世話を役者、延々と愚痴を言っている者、ぷりぷり怒っている者。私は突然の友達の変貌ぶりに度胆を抜かれた。 

   「あんたひとりにだけ飲まないのは許せない」 

   といわれて、私はワインをグラスに一杯飲まされたのだが、体がまっかっかになって、全身がものすごく痒くなったことは覚えている。そのあとの記憶はなく、気がついたら布団の上に寝ていた。友達の話によると、私は、 

   「お風呂にはいる」 

   といいだして、風呂場に消えた。十分ほどして友達が様子を見に行ったら、私はまっかっかの顔をして、 

   「だいじょぶ、だいじょぶ」 

   とにこにこ笑いながら場ぶねにつかっていた。そしてあがってくると、 

   「それでおやすみなさい」 

   とみんなに挨拶をして、自分で布団を敷いて寝てしまったというのだった。このとき以来、私は彼女たちから無理に酒をすすめられなくなった。   

   たまに彼女たちとあっても、みんなはおいしそうに飲んでいるのに、私だけウーロン茶というは何となく情けない。風呂上がりにビールをぐいっと飲める人はとてもうらやましい。テレビでもぐいっとビールを飲むCMが流れるけれど、私はそれを横目で見てよだれを流しながら、じっと悲しく耐えている。

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