第二十章:民間美術~香荷包(香る小物入れあるいは巾着)

第二十章:民間美術~香荷包(香る小物入れあるいは巾着)

「香荷包」は中国民芸品の一つです。小物入れとしても使われ、アクセサリーとしても使われています。形はいろいろで、内容豊かな民俗の風習が生かされています。旧暦5月5日の端午の節句に、これを飾ると厄払いできるという説があります。その中には、ヨモギなどの漢方の香料が入れられ、蚊を避けると同時に、殺菌効果もあり健康に良いということです。形には、語呂や漢字の意味から縁起のいいものが使われています。例えば、自分の意のままになるという意味の如意、昔のお金、色糸に包まれた粽、桃、蝙蝠、五種類の毒虫を食べているトラ、蜜柑などがあり、いずれも縁起の良い意味が含まれています。   図にある形はヒキガエルで、周りに干支が刺繍されています。ヒキガエルとは,日本のかぐや姫に当たる嫦娥や月の神話などとかかわっており、商売繁盛をもたらしてくれる「ヒキガエルと戯れている劉海」の伝説とも関係あるものです。干支は中国人の出生にかかわる動物として、縁起のいいものとされています。この「香荷包」は、大きさが手ごろな上、刺繍が緻密に施され、色鮮やかで、動物の姿が生き生きと描かれています。

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