第二十章:民間美術~山東省曹県の紙細工

第二十章:民間美術~山東省曹県の紙細工

写真の中の紙細工「截江」は、山東省曹県のお葬式用の紙細工です。「截江」は中国四大古典小説の一つ、「三国志」の中の「趙雲截江奪阿斗、孫遺書退老」の場面です。作者は巧妙に紙を折り、絵付け等の手法で、張飛の勇敢な様を表現しています。写真の中の張飛の顔は怒りを抑えきれない顔をし、手には槍をもち、たいへん複雑な紙細工になっています。   魯智深は、中国四大古典小説「水滸伝」の中の登場人物で、その性格は勇敢、かつ豪快、悪に立ち向かっていきます。ある時、義理堅い彼は、義勇軍の将軍として、林冲を救いに行きます。写真の中の紙細工は、「水滸伝」の中の第9話である「魯智深大鬧野猪林」です。高衙内の命令に従い、董超と薛覇は林冲を森の中に送る途中、林沖を殺そうとします。魯智深は真っ暗の中、彼を助けに行きます。間一髪というところで、魯智深は木の後ろから現れ、彼を救います。この絵はそんな緊迫した場面を描いています。魯智深は、武器を持ち、薛覇と董超を殺してしまうのでした。  

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