第二十一章:世界遺産~天壇

第二十一章:世界遺産~天壇

天壇は、北京市南部に位置し、明の永楽18年(1420年)に建造され、明、清(紀元1368年―1911年)二つの王朝の皇帝が毎年天と地の神を祭り、五穀豊穣を祈る場所で、中国で現存する規模最大の壇廟建築である。面積は故宮(紫禁城)より5倍となり、270万㎡である。天壇の最南の壁は四角形で、地を象徴し、最北の壁は半円型で、天を象徴する。天壇は内壇と外壇の二つの部分に分かれ、主な建築物は内壇にあり、南には圜丘壇、皇穹宇があり、北には祈年殿、皇乾殿がある。   圜丘壇は祭天壇とも称され、天壇の重要な建築物で、露天の三段階の円型石壇で、どの階段の石壇の周りにも柱がある。圜丘壇は皇帝が冬至の日、天を祭る式典を行う中心場所である。式典を行う場合、壇の前に大きな提灯が掲げられ、中には1mほどの蝋燭がある。   圜丘壇の北にある皇穹宇は、皇帝の位牌を祭る円型の小宮殿で、その周りには円型の高い壁がある。これは有名な回音壁である。   天壇の主体建築である祈年殿は皇帝が五穀豊穣を祈る場所で、直径32m、高さ8m、三段からなる漢白玉石の上に建てられている。祈年殿の宝頂は金メッキが施され、屋根には藍色の瑠璃がわらが葺いてある。28本の柱によって支えられている大殿は彩色絵が描かれている。   天壇には、圜丘壇と祈年殿の他、斉宮(皇帝が天を祭る前に沐浴して、精進料理を食べ休憩の場所)、皇乾殿、神楽署、具服台、宰牲亭、神厨などの建築物がある。   天壇は1998年にユネスコに『世界文化遺産のリスト』に登録された。世界文化遺産委員会は、「天壇は中国が現有する最大の古代祭祀用の建築群であり、中国の建築史における重要な位置を占めるだけでなく、世界建築芸術の貴重な遺産でもある」と述べました。 

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