第二十二章:楽器~編鐘

第二十二章:楽器~編鐘

編鐘は1つ1つ大きさが違い、音色も違う鐘をいくつも並べて吊るした古代から伝わる重要な打楽器で鐘の1つである。時代によって編鐘の形も様々で、鐘の表面には美しい絵が描かれている。   今から3500年前の商の時代に初めて登場し、当時は3つの鐘が主だったが、その後時代の変遷に伴い鐘の数も変化してきた。古代は宮廷での演奏に使われたり、上流社会で使われる楽器で、権力の象徴でもあり、民間ではあまり使用されることはなかった。戦のときや、王に接見する際、または祀りごとなどの場面で演奏された。   近年、雲南省や山西省、湖北省など古代の王侯貴族の墓で、多くの編鐘が発見された。最も注目されているのは湖北省随県曽侯乙墓で発見された曽侯乙編鐘。この編鐘はとても美しく、精巧にできていて、音域が非常に広い。音階の構成は現代のハ長調音階に近く、本体には2800字余りの音階に関する文字や音楽の専門用語も数多く記録されており、中国古代の音楽文化のレベルが高かったことを示している。この曽侯乙編鐘は現在までに中国で発見された数が最も多く、規模も一番大きいものになっている。完全な状態で保存されている編鐘は、人類文化史上の奇跡とも呼ばれている。編鐘音楽は音色も明るく澄みわたり、歌のようなメロディーが演奏できることから、歌の鐘とも呼ばれている。   1982年、武漢民族楽器工場と武漢精密器械鋳造工場は曽侯乙編鐘の複製し新しい編鐘を製造した。24枚の鐘で構成され、1つの鐘が2つの音を出すことができるもので、3列に分けて吊るされたこの編鐘は舞台演出や現代音楽に新しい改革をもたらした。   曽侯乙編鐘で演奏される楽曲《楚商》は、古代の詩人・屈原が追放される時の悲哀の気持ちを表している。

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